■子連れ旅行

旅育(たびいく)のすすめ・もっと子どもが成長する!家族仲が良くなる!

「旅育(たびいく)」という言葉をご存知でしょうか?

旅を通じこどもを成長させることをいいます。

「子連れの旅行は大変…」とハードルが上がってしまいそうだけど、旅行好きママならぜひ取り入れてほしいのが旅育!

ここでは旅育について解説をしていきます。

旅育とは?

旅育とは、旅行ジャーナリストの村田和子さんが提唱されている言葉で、「旅を通じこどもを成長させること」をいいます。

観光マーケティングを専門とする森下晶美教授(東洋大学)によると、効果的な「旅育」を行うには以下の3つの要素があり、この3つをすべて満たす必要があるとのことです。

旅育に必要な3つの要素

  1. 旅の体験(異文化・非日常体験、旅先での交流など)
  2. 人との時間共有(家族・友人との共通体験、想い出づくり、日常と比較した共有時間の長さなど)
  3. 旅を素材とした教育(職業教育、郷土教育、地理・歴史教育、国際化教育など)

(引用元:日本国際観光学会論文集 旅育の現状と定義を考える

旅の体験、時間共有は通常の家族旅行で満たすことができますが、旅育ではこれに加えて教育的観点を取り入れたものを指すことが多いようです。

みのり
みのり
我が子はまだ2歳なので「旅の体験が成長に繋がる」と考えていますが、これから教育的観点を取り入れた旅行にしていきたいですね!

旅育のメリット

旅育にはどんなメリットがあるのか、具体的にみていきます。

子どもの刺激になる

新しい場所に行くということは、子どもにとって刺激になります。

観るもの・聞くものなどの五感を刺激し、成長すること間違いなしです!

家族の想い出づくりになり家族仲が良くなる

旅行は何よりもかけがえのない家族の想い出づくり。朝から晩まで一日中家族一緒。

家族旅行が多いほうが家族の仲が良いという調査結果や、「忍耐力がつく」といった効果もあります。

トラブルにあってもそれを乗り越えたときは、より一層家族の絆が強くなるはず!

親もリフレッシュできる

旅行という非日常は、仕事や家事によるストレスから解放され、親にとってもリフレッシュできます。

ご飯を作らなくていい、片付けもしなくていい、というのはママにとって大きなメリットです!

いつもなら「ちょっと待ってね」というところでも、子どもに付き合ってあげられます。

旅育は具体的にどんなことをすればいいのか?

では、旅育のためにできること、旅育のポイントは何があるでしょうか?

  • 計画の段階で子どもにも参加させる
  • 行きたいところを一緒に決める
  • 子どもだけで参加できるプログラムがあれば参加させる

といったことがあります。

旅育についてのおすすめ本

旅育について書かれている本を2冊紹介します。

 家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK

「旅育」を提唱されている、旅行ジャーナリストの村田和子さんの著書。

すべてのパパとママと旅好きに贈る THE 旅育

「旅は最高の人間教育」と語り、実際にオーストラリアに在住し旅行業界20年の旅のエキスパートであり「旅育」のインフルエンサーでもあるBENさんの著書。

ABOUT ME
みのり
4歳の男の子を育てているアラフォーママ。 管理栄養士歴は15年。 離乳食・幼児食のレシピや便利グッズについて書いています。