こどものおやつは「お菓子を与える」ことではなく、栄養素を補うための【第4の食事】。
食事の合間のエネルギー補給と考えましょう。
保育園勤務経験のある管理栄養士歴20年の私が、おすすめのこどものおやつ7選を紹介します!
- 幼児(3〜5歳)のおやつに、何をあげたらいいか知りたい
- おやつをあげる時間を知りたい
- おやつをあげるのに、ルールはあるか知りたい
こどものおやつの食べ方とルール

おやつを食べていい時間を決める
おやつを食べていい時間は、食事に影響しない時間にします。
午前中は10時まで、午後は17時まで、などと普段の食事の時間を考慮しながら、おやつを食べていい時間を決めましょう。
食事の2時間前までにしておくと、「お腹がいっぱいで食事が食べられない」ということにならずに良いですよ!
一度に食べていいおやつの量を決める
一度にたくさんのおやつを食べてしまうと、食事が食べられなくなるという悪循環になります。
スナック菓子1袋を渡したりせず、「1回分」をお皿に移して渡します。
おやつで栄養を摂れるものにする

チョコレートやスナック菓子ではなく、おにぎりやふかし芋・果物など、しっかりと栄養を補えるものがおすすめ。
食事の合間に補う補食として考えれば、こどもがお腹を空かせた時間にあげることができます。
管理栄養士おすすめのこどものおやつ7選

おにぎり・焼おにぎり
小さめのおにぎりは、食べやすく補食としておすすめ。おにぎりや焼おにぎりを作って冷凍しておくと便利。
具にはしらすや鮭など、魚を混ぜるのも良いですね!
惣菜パン・サンドイッチ
ジャムや卵を挟んだサンドイッチ、ウインナーを挟んだ惣菜パンは、こどもも食べやすくボリュームもあるので喜ばれます。
チーズ、ヨーグルトなどの乳製品
タンパク質やカルシウムのとれる乳製品は、成長期のこどもにぴったり!
鉄分プラス、カルシウムプラスなど、栄養素を強化しているチーズもおすすめですよ。
季節の果物
甘みのある果物はこどもも食べやすく、ビタミンやミネラルが摂れるので、砂糖を使ったお菓子やジュースよりおすすめ。
ただし一度に多くなりすぎないよう、量には気をつけて。
- りんご 1/2個
- バナナ 1/2本
- みかん 1個
煎餅(せんべい)
うるち米・もち米から作られているお煎餅は、ごはんと同じくエネルギーを補給できるおやつ。
揚せんべいではなく、焼いたお煎餅のほうが食事に響かずに良いでしょう。
野菜(いも類・コーン)
焼きいも・干し芋・ふかし芋
自然な甘さのあるさつまいもは、食べごたえがありこどもも大好き!
量が多くなりすぎないよう、小さいものなら1本、中くらいなら1/2本程度にしておきましょう。
ゆでとうもろこし(コーン)
旬のゆでとうもろこしは、甘くてこどもも好きですよね。
1/2本程度にしておきましょう。
栄養強化のおやつ
こどもが大好きなスナック菓子は、栄養強化されたものを選ぶと良いですよ。
魚のすりみを使ったおやつ「カリッこシリーズ」は、カルシウムを強化されているのでおすすめです!
管理栄養士おすすめのこどものおやつまとめ

毎日のおやつとしては、栄養を補えるおやつがオススメです。
しかし、たまにはスナック菓子やチョコレートなどの市販のお菓子、おでかけしたときはアイスクリームやかき氷など、お楽しみおやつでメリハリをつけましょう。
親子で楽しいおやつタイムを過ごしてくださいね!